SFの神髄は短編にこそ宿る

  • 2008/04/10(木) 22:06:53

という言葉を残した人が居たような気がするが、良く思い出せない。
しかし、星新一や小松左京のショートショート集が日本におけるSFブームの礎を築いた事からも、作家は限られた紙数の中でこそ言葉を研ぎ澄ますモノらしい。そういう意味では俳句や川柳が表現の極みと言うのは、もちろん正しい。

話を元に戻す。

本書はSFマガジンの中から、これまで落ちていた短編を所収したアンソロジーシリーズの第1巻になる。

表題作が一番泣かせる佳作だが、他にもちょっとばかりニヤリとさせられる大御所の小品も収められていて、これまであまりSFと縁のなかった人にも読んでもらえるようないい本になってると思うのだが・・・


「冷たい方程式」トム・ゴドウィン他・伊藤典夫・浅倉久志編・ハヤカワSF文庫・¥700

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