絵売りアン
- 2008/04/09(水) 18:54:01
田舎じゃ最近は年に数回しか見なくなったが、閑古鳥の鳴いているイベント会場に版画と称するものを展示し、スカート丈の短いスーツを着た若いお姉ちゃんに接客させるあの商法。
「こういう絵ってすごくいいですよね。」「この中でどの絵が一番好きですか?」「一見高そうだけど分割払いなら簡単に手に入るんですよ。」「自分の家にこんな絵があると思うと気持ちが豊かになるって思いませんか?」とひつこく付き纏い、契約書に判子押すまで返してくれない「アールビバン」や「アールブリアン」のせいで、版画家や摺り師は商売がしにくくてしようがない。
まあしつこくて強引な以外は、ウチらとあまり違わないのだが(^^;
でも一番問題なのは、あの「版画と称する商品」が原画をスキャンし特殊なプリンタで出力した印刷物に過ぎないという事なのだ。業界では開発したメーカーに因んでジクレと呼ばれている。
版画とは、その制作課程や品質管理にも芸術的価値の一部があるのだが、当然プリントアウトにはそれもなく、ましてポスターまがいの紙切れに大枚はたき、あまつさえローンまで組むなんぞ狂気の沙汰!
バブルが崩壊した時にはたと気付いて、その商品を換金しようとした被害者が普通の画廊で「これはウチでは引き取れません」と門前払いを食った。
そのあおりがウチら堅気の版画関係者に及び、しかも景気とは関係なく勤め人の可処分所得が減り続けているのだからたまったものではない・・・
だれか、責任取ってくれ!
偽版画ワールド http://sekichiku.freehosting.net/candy_nise_top.htm
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