価値感の問題以前の話
- 2008/01/16(水) 22:44:42
捕鯨の問題はオレが小学生の頃から激しく論議されていた(というよりも、世界中でホンの4ヶ国程度しか捕鯨を行っていないので、他の圧倒的多数の国により「鯨を殺すのは野蛮だ!」という意見に叩かれ続けて来た)
先日来、南極周辺での調査捕鯨に対しての「シー・シェパード」の過激な抗議行動(「環境テロ」と言ってもいい)がニュースになっている。
他の事には信じられないほど弱腰なこの国が、なぜ事捕鯨に関してだけは40年も突っ張り続けるのか良く分からないのだが、要は農水・外務他複数の官庁が縦割りで事に当たっている為に「鯨の為なら人間も殺す」愚か者どもも現場にしか鬱憤の持って行きようがないのだろう。無意味に複雑な官僚機構が意外な効用を発揮する事もあるものだ・・・
それはともかく。今、徒党を組んで「捕鯨は虐殺だ!」と叫んでいる国は、かつて「燃料の為だけに」日本以上の大船団を組み、鯨を殺していた事にはもはや誰も一顧だにしないのだろうか?(ペリーが浦賀に来航したのも、捕鯨船団の補給基地を確保する為だ)
日本は、欧米が石油に注目し捕鯨を止める事とは関係なく、沿岸捕鯨を行い貴重な動物性蛋白源として肉を、ぜんまいの材料としてヒゲを、工芸品の材料として骨をすべて有り難く頂いて来た。それを、鯨油が要らなくなったからと言って、乱獲の果てに脂肪以外はすべて捨てていた欧米がとやかく言うのは何をか言わんやである。
「鯨は賢いからそれを殺すのは虐殺だ」
その鯨を護る為に人間に危害を加えるのはいいのか?脳の容積が大きければそれだけ感情や知能が発達してるのかな?日本人は単なる趣味でゾウを撃ったりしない。鯨が最近はあまり気味なんだがそのせいで他の魚が食べる動物プランクトンや海棲生物の事は考えなくていいのか?
「環境を護る為なら手段を選ばない」
本当に環境を護る為になら、船を出してムダな燃料を燃やしたり、相手の船に化学物質を投げ込んだりするのは止した方がいいんじゃないか?
その欧米でも「環境テロリスト」は鼻つまみ者になりかけているようだ。
何にしても「原理主義者」は、とかく扱い難いものらしい・・・
そういうオレもここ2年は鯨食ってないし、今後手に入らなくても思い出以外では特に不都合なさそうだ。
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