暇つぶしのつもりが

  • 2008/01/02(水) 21:03:37

久しぶりに普通の小説を読む機会があった。
年末年始の暇つぶしのつもりだったが、どんどん引き込まれて面白かった。

物語は、自殺した4人の男女が神様からのペナルティとして下界に戻り、49日以内に100人の自殺志願者を救助するノルマを申し渡され、与えられた特殊ツールを使って獅子奮迅の活躍をするというものだが。
単純なドラマツルギーのみではなく、いじめ・鬱病・リストラ・家庭問題など現代人に共通の悩みの根源に鋭く切り込み、読んでいる内に自分の悩みも相対化され気が楽になる。

「幽霊人命救助隊」高野和明著・文春文庫・¥686+税