どんなに良くても所詮は機械
- 2007/01/31(水) 08:59:59
相棒は自分でクルマを所有した事がない。免許がないのだから当然だが、亡くなった耽泥先生も免許を持ってなかったし、一人娘も東京で暮らしているので公共交通機関を利用すれば良く、ましてや自家用車を保有するような暮らしでもないので、この一家は本当にクルマと縁の無い家だ。
しかしながら、電車もバスも1時間に1本あればまだいい方で、外食・仕入れ・各種の用足しとタクシーに頼る訳にも行かないこの地方、オレの運転手兼車両係としての役割は当工房およびビルヘンにとって死活問題に近い。
自分でクルマを持った事のないその相棒は、「いいクルマはエンジンオイルだけ交換してれば半永久的に壊れない。」と信じているフシがある。誰に入れ知恵されたのか知らんが、どんなに精魂こめて設計たところで所詮は人間が作った機械に過ぎないクルマ、ましてメーカーにだって買い替え需要を喚起しなければ売上がじり貧になるという都合のあることだし、そのようなオカルト的な、ユーザーサイドに都合のいい話がある訳がない。
愛車も11万1キロを突破し、前回の車検ではタイミングベルトを交換。今回は左リヤタイヤ付近から異音が出始め、ハブベアリング交換のご託宣。この先どんな消耗が起きて来るやらお楽しみってなモンだ。(なにしろオレは走向7万キロ以上のクルマを持った例しがない)次はシャフトのブーツとかミッション系、あっ、その前にバッテリーも交換時期が来るなあ・・・・・
かくして、田舎では移動に関するコストも決してバカにならないのである。
昼飯の問題・レボリューションズ
- 2007/01/30(火) 08:59:59
今回また昼食難民となり、あてどなく外旭川方面を徘徊してみた。
手形山からからみでんの交差点を過ぎ、天徳寺前を通過して左側、妙にクルマの多い中華料理店(と思しき)店発見。「雪梅」なんか聞いた事があるような・・・取り敢えず腹も減っていたので入る事とする。
店内はかなり賑わっている。テーブル席が4×3で12席、お座敷は7テーブル程で総キャパシティは40〜50ぐらいか?正座の出来ない相棒はテーブルに固執するが、空いてないモノはしょうがない。
メニューを見て「これは単品のボリュームが凄そうだから、手加減してオーダーしよう」と比較的少食な中高年コンビは、回鍋肉定食(豚肉とキャベツの味噌炒め)と野菜とビーフンの炒め物をオーダー。
メニューには一般的な中華の一品料理が一通り並んでいるし、壁には季節柄だろうか「火鍋」だの野菜と葛きりの鍋だのが手書きで張り出されている。厨房からは中国語や中国訛りの声が聞こえ、サービス係のお姉さん達も何となく日本人離れしている様に感じられる。(ほんとかよ)
料理が出て来るのはかなり速い。回鍋肉は比較的薄味で、野菜や豚肉の味が生きてる(多分調味料に黒砂糖を使ってるのか若干甘過ぎが気になる。)ビーフンは相棒をして「これおいしい。秋田に来てから初めてビーフン食べたけど、他じゃやってないし。もう一回来ようね。」と言わしめるぐらいであった。
オレは人生初ビーフンだったので「普通にうめー」と言う感じだったが、前日にテレビで春雨とビーフンの違いを見る機会があったので、ちゃっちゃっと強火で仕上げてしまう割に旨味がしっかり染込むモンだと感心する事しきりであった。(帰りにスーパーへ寄ってケンミンの汁ビーフン買ってしまいそうになった(^^;)
帰宅後にクチコミを見てみたが、概ねいい評価のようだし、いい店見つけたと言う感じでちょっと得した。
「雪梅(しゅうめい)」秋田市外旭川字大畑106-5 018-868-0275
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毒書日記13
- 2007/01/27(土) 08:59:59
「アメリカ車はなぜ日本で売れないのか」 奥井俊史 光文社 ¥1000
タイトルに惹かれて買ってみたが「馬鹿な事聞くモンじゃない。分かり切ってる事だろうが!」と言いたくなるところを、現場で実際にやってる人間がどう考えているのかが知りたいと思った。とは言っても著者は日本人である。トヨタの販売畑からハーレーダビッドソンジャパンの社長になった人だ。ほんとはGMあたりの販売担当重役あたりの考えが聞きたいモノだ。
要旨をかいつまんで言えば「アメリカには長い歴史はないが自動車産業を揺籃期から培って来た自負心がある。だから政治でも外交でも輸出産業でもパワーポリティックスで押し通して来た。すなわち『どうだでかくて立派だろう?だからアメリカ製品はいいのだ。だから文句言わずに買え!』という事だ。それに比べて日本市場は、最初こそ欧米車のノックダウンやライセンス生産から始めたが、いつの間にか自国の市場に合わせた、きめ細かな品質やサービスを育て上げて来た。それが翻ってアメリカ市場でもおおむね好評を博している。そこへ『貿易不均衡だ、ごるぁ。もっとアメリカ様の商品も買え!』と土足で上がり込んで来て、がさつな製品を押し売りしようとすれば反発を招くのはあたりまえだ。」
まあ、概してクルマに少しでも興味のある人なら納得できる内容ではあると思う。
但し、筆者がハーレダビッドソン日本法人の社長なせいもあろうが、自社製品に関してはひいきの引き倒しになってるのはちょっと頂けない。
オレの考え方としてハーレーと国産バイクは違うジャンルの製品なのであって、いまハーレーが売れまくっていて国産スポーツバイクが元気ないのは、日本人に精神的な余裕のようなものが出来て、青筋たてながら300km/hで走るのが何となく大人げなく思われている為ではないか?ハーレーが若い層にウケるのはストリートファッション(オレのようなオヤジから見ると実にだらしなくて汚いのだが)の一環。年寄りにウケるのは進駐軍カブレや警官コンプレックス以外の何ものでもないと思う。
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祭りの後
- 2007/01/23(火) 08:59:59
宮崎の出直し知事選がご承知の様な結果に終った。図らずも既成政党や官僚上がりの落下傘候補、市民団体などのすべてに対しての不信感が、有権者をしてたまたまタレント候補だった候補者を後押ししたようだ。
既成政党や既得権益者と一線を画す新知事が生まれたと言うことは、今後オール野党の議会対策や県庁内での実務が大変な事になると言うことと同義である。
恐らく、田中康夫が長野県知事になった時と似たような状況が想定される。今回の選挙戦にあって陰のブレーン集団がかなりの力を発揮したようだが、当選・就任以降の行政手腕に関与するのは難しいだろうし、また決して誉められた事でもない。
まずは新知事のお手並み拝見と言うところだ。
さて、振り返ってわが県はどうだろうか?現知事は全国にその醜態をさらした食料費問題からの出直し選挙で「多選の弊害」を主張して当選以来、あたりに腐臭をまきちらしながらすでに3期目を満了しようとしている。
まさか多選の弊害を訴えて当選した知事が4期目に立候補するはずがないだろうな?
金曜大工
- 2007/01/19(金) 08:59:59
ようやく秋田の冬らしくなって来た。ウチの仕事場兼もみじのお家は川端に建っており、季節風が強くなると日本海からの強風がマトモに吹き付けて来る。(昨シーズンは朝来て見たら玄関前に1mの吹溜りが出来ていたし、家自体が悲鳴を上げる。)しかも8角形を2つくっ着けた奇をてらった形の所為か、最近二階の床が壁沿いで下がっている。そこから風が吹き込むという実に風通しのいいウチなのだ。
隙間があまりにもひどかったので例によって相棒が「自分で塞ぐから、材料だけ選んで」と言い出す。嫌な予感を感じつつ、○メリでシリコンシーラントを購入。知ってる人は知ってるが、シリコンを隙間に注入するにはガンと呼ばれる道具が必要。相棒の握力を考えて、先端を大きめだがなるべく余計なところに付着しないようにカットして「要らないティースプーンとティッシュを用意して、なるべく細めに塗れよ。」とアドバイス。しかし結果は推して知るべし・・・
壁と床の間に10mmも隙間の空いてるウチなんぞ聞いた事がない!
さっそく、隙間を塞ぎつつ12mm厚の合板で出来た床を引き戻すべく考えてみた。2階の床下、すなわち店の天井裏に入って下から作業すると言うのは端から不可能。ならば上から引っ張り上げる以外にあるまい。こういう時に昔の仕事が役に立つモノだ。「本荘の東急ハンズ」である菊○商店や88に連絡して、プラスティックのアングル(L字型のレールみたいなモンだと思いねえ)を手配、その間よっさんに電話しーの、トラック借りーの、「ウチの車以外みんなブレーキが良く効くなあ」等と思い、さて今日の佳き日に至ったわけだが。
L字型ってったら普通90°に出来てると思うでしょうが!これが用途上だと思うのだが鋭角なのね・・・来ちまったモンはしょうがねえから、取り敢えずそのまま仕事を進める。いくらプラスティックってっても厚さが2mmもあったら、さすがに穴を開けないと釘が打てないので、簡単なDIYと思って始めた隙間風塞ぎが、ドリル・鋸を駆使しつつ床に這いつくばってする苦行になってしまった。その上今日一日で1/3しか進まなかった・・・
キツいなあ・・・


